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クレーの絵本

久しぶりに「クレーの絵本」(谷川俊太郎著・講談社)を読み返してみました。
パウル・クレーの絵に、谷川俊太郎氏が詩をつけて、一冊の絵本にしたものです。

黄金の魚
おおきなさかなはおおきなくちで
ちゅうくらいのさかなをたべ
ちゅうくらいのさかなは
ちいさなさかなをたべ
ちいさなさかなはもっとちいさな
さかなをたべ
いのちはいのちをいけにえとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない


今日はこの詩が、心にじんと
ひびいてきました。

自分の喜びは、だれかの悲しみのうえにあり、
自分の悲しみは、だれかの喜びにつながる。。。かもしれない。

すべてにおいて、
だれかに(何かに)いかされているからこそ、自分が在る、ということになるのでしょうか。

いつも、なにごとにも、
感謝の気持ちをもって生きることを
忘れないように、いたいです。
by gongon1020 | 2014-09-23 18:38 | 日々のこと | Comments(2)
Commented by ebihara at 2014-09-24 20:42 x
『いただきます』(いのち)
『有難い』(有ることが難しい)

大人になってから本当の意味を知ると、なるほどなと感じました。
最近では『さようなら』の意味が『左様ならねば、ならぬのなら』という意味で人間味溢れる”美しいあきらめの表現”という事を知りました。諸説あるようですが、この解釈が一番しっくりきました。

『GOODBYE』の意味由来もなるほどと感じました。

以前、こちらで『いかがですか?』という言葉に関して書いてあったのを、思い出しました。
心を伝えるのは言葉。大切にしたいですね。
頭の回転が鈍いので、いつも最良の言葉を伝えられず後悔ばかりな私です。。。
ぼちぼちお伺い出来そうです。
Commented by gongon1020 at 2014-09-27 16:36
こんにちは。
ことばって本当に奥深いものだと、日々感じています。
と同時に、ことばにできない気持ちが、いかに多いか、
それを痛感するこの1年です。
言葉にしてしまうと、なんか違うんだよな…と思うことが多くて、以前よりも言葉にするのが難しく感じるようになりました。
自分の気持ちを、きもちのとおりに伝えるって、本当に難しいですね。